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GINZAグローバルスタイル PREMIUM 銀座本店の松永です。
オーダーシャツの採寸をしていると、
「袖はあまり長くしたくないです。」
とおっしゃるお客様が多くいらっしゃいます。

確かに、腕を自然に下ろした状態だけを見ると、袖丈はピッタリの方がすっきり見えるように感じるかもしれません。
ですが、シャツの袖丈は、少し余裕を持たせてお作りすることがあります。

そこには、ちゃんと理由があります。
まず一つ目は、実際にシャツを着ている時の「動き」です。
シャツは、腕を下ろしたまま着るものではありません。
デスクワークで腕を前に出したり、物を取るために腕を伸ばしたり、肘を曲げたり。
実際の生活では、腕を動かす場面がたくさんあります。
腕を前に出したり肘を曲げたりすると、シャツの袖は自然と上へ引っ張られます。
そのため、腕を下ろした状態で袖丈をピッタリにしてしまうと、動いた時に袖口が必要以上に上がってしまうことがあります。

そして、もう一つ大切なのが、洗濯による縮みです。
シャツはコットンを使用した生地も多く、洗濯を繰り返すことで多少縮むことがあります。
出来上がったその日にちょうど良くても、実際に着用し、洗濯を重ねていく中で少しずつ袖丈が変化する可能性もあります。
だからこそ、採寸の時には、
「今、ピッタリかどうか」だけではなく、実際に着て動くこと、そして洗った後のことまで考えて袖丈を決めていきます。
オーダーというと、
「身体にピッタリ合わせて作るもの」
というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
もちろん身体に合わせることは大切です。
ですが、ただ細く、短く、ピッタリにすることだけがオーダーではありません。
その一着を実際にどう着るのかまで考えて、必要なゆとりを残すこと。
それも、オーダーならではの採寸の大切なポイントだと思っています。
もし次にシャツを作る時、
「袖、少し長いかな?」
と感じることがあったら、ぜひ一度スタッフに聞いてみてください。
その数センチにも、きっと理由があります。
それでは、GINZAグローバルスタイル PREMIUM 銀座本店にて、皆様のご来店を心よりお待ちしております。



